一度食べたら、その美味しさと深い味わいに度肝を抜かれる。それが近江牛です。その理由は近江牛の希少性にあります。
滋賀県全域で飼育され、出荷される近江牛は年間わずか6,000頭に限られます。その分、牛一頭一頭に対して生産者としてのこだわりと技術を持って飼育しています。
この生産者の思いと高い技術こそが最高品質の近江牛を生産する源泉です。
最高の肥育技術と手間暇かけて育てられることによる繊細な旨味と脂味が近江牛の特徴です。
滋賀県・琵琶湖畔の豊かな大地で育った近江牛は、きめ細かい滑らかな肉質、しつこさのない甘い脂、芳醇な香りを持ち合わせています。
また、オレイン酸を多く含む和牛肉は脂がやわらかくなめらかでおいしいとされていますが、中でも近江牛はオレイン酸が豊富で、
脂の溶けだす温度が低く、さっと炙って岩塩をふるだけで口の中で芳醇な味が完成します。
日本料理はもちろんのこと、バターやクリームを用いた重いソースの味がメインとなるフランス料理との相性も良いと言われており、
ミシュランなどに掲載されている海外の多くの著名なレストランで近江牛が提供されています。
琵琶湖を囲む山々から流れる美味しい水と豊かな自然に恵まれた滋賀県。
近江牛はそんな豊かな自然環境に恵まれた滋賀県で最も長く飼育されてきた黒毛和種です。
日本最古のブランド牛である近江牛の味は江戸時代に始まり、
その伝統と味わいは今日に引き継がれています。
出典元:「近江牛」生産・流通推進協議会
https://oumiushi.com/about/shiga