【あゆの店きむら】鮒寿しスライス・木箱入(小)
【あゆの店きむら】鮒寿しスライス・木箱入(小)
滋味豊かな、淡海のスローフード。
琵琶湖特産の天然ニゴロブナのみを用い、 良質の近江米に一年以上漬け込む、伝統の製法にて仕上げました。 風味絶佳、滋養豊富・・・その酸味ある独特の湖国の風味をご賞味ください。
<サイズ>
小(20~22cm)
※「あゆの店きむら」の商品につきましては、常温商品と冷蔵商品は一緒に発送できますが、冷凍商品は他の商品と混載せず、単独での発送となります。
脈々と語り継がれる歴史と大自然の中で
育まれた滋賀県特産のスローフード

いまでこそスローフードという言葉が注目され、時間と手間ひまをかけた食べ物を見直す動きが盛んになっていますが、琵琶湖のほとりでは、はるか昔から当然のように鮒寿しを漬けてきました。長い年月をかけて出来あがる鮒寿しは、保存食であるとともに、栄養価の高い健康食でもありました。
日本で最も古い形のなれずしでもあり、湖国を代表する食文化として、鮒寿しは平成19年に「県指定無形民俗文化財」に指定されました。鮒寿しはまさに淡海が育んだスローフードなのです。
鮒寿しができるまで

1.
春に取れたニゴロブナを塩漬けにして、3~4ヵ月寝かします。
鮒寿しは未熟卵を抱えた雌魚のニゴロブナが最上とされ、「あゆの店きむら」では琵琶湖産・天然のニゴロブナにこだわり続けています。

2.
塩漬けした鮒をとり出し、きれいに洗ったあと本漬けの準備をします。
3~4ヵ月塩に付けた鮒をキレイに洗い陰干しをした後、近江米と塩をたっぷりと詰めます。

3.
7月から8月にかけての本漬け。じっくりと発酵を進めていきます。
漬け込んだ樽が運ばれる「鮒寿し蔵」には、長年の鮒寿し漬けで棲みついた無数の部屋住み菌がおり、夏の気温の高い蔵の中で、じっくりと熟成・発酵を進めます。

4.
本漬けされた鮒は1年以上の時を経て鮒寿しとなります。
塩加減、飯の量、手水加減、重し加減…、複雑な要因が重なり、時間と手間ひまをかけることで「あゆの店きむら」の鮒寿しはできあがります。
お召し上がり方
◆そのまま
鮒についている飯粒は洗わずによく取り除き、うすく切り、そのまま又は、醤油を少しつけて、酒の肴などとしてお召し上がりください。
◆鮒寿し汁
鮒の頭や切り身一、二片と共に漬け込んだ飯をお椀に入れ、あつあつの熱湯を注ぐ。お好みで醤油を二、三滴落とし、仕上げに千切りした生姜を加えれば即席の吸い物としてお召し上がりいただけます。
◆鮒寿し茶漬け
あたたかいご飯に鮒寿しの切り身二、三片をのせ、食塩を少し加え、好みに応じてとろろ昆布やかつお節、海苔などを散らし、沸かしたてのお湯をたっぷりかけてお茶漬けとしてお召し上がりいただけます。
創業50余年、熟練の職人技

あゆの店きむらは、佃煮をはじめとする琵琶湖の水産物加工を専門に、創業より50年近くの歴史があります。熟練した職人が丁寧な手作業で、小さな窯で少しずつ、じっくりと炊き上げています。「安心・安全でおいしい商品を届けたい」という想いから、全ての商品を丁寧に作り上げています。
商品詳細
事業者名 | 木村水産株式会社(あゆの店きむら) |
---|---|
商品内容 | 鮒寿し スライス |
原材料名 | ニゴロブナ(琵琶湖産)、米(国産)、食塩、味醂 |
内容量 | 1尾 小サイズ(20~22cm) |
賞味期限 | 冷蔵60日間 |
保存方法 | 冷蔵(10℃以下)保存し、開封後はお早目にお召し上がり下さい。 |
配送 | 冷蔵 |