「近江上布」の伝統を守りながら、モダンに、心地良く誕生したオリジナルブランド「Omi-Jofu」の麻製品をご用意しました。
天然素材の「麻」の魅力は、吸水性と速乾性があり、清潔に使えることです。
そして使えば使うほど柔らかくなり風合いと心地良さが増していきます。
今回は、ハンカチ、手ぬぐい、ストールをご用意しました。ご自分用、ギフトにもおすすめです。使うほどに愛着の湧く、さらりとした素材感をお楽しみください。
琵琶湖の東側・湖東地域は室町時代から麻織物の産地として知られています。
豊富な水資源と東西を結ぶ交通の要所である地の利という好条件を背景に発展し、
1977年には「近江上布」が国の伝統的工芸品に指定されました。
伝統技術を継承した職人の手作業による伝統的工芸品「近江上布」とともに、オリジナルブランド「Omi-Jofu」を誕生させました。
伝統の良さを最大限に生かしつつ、作り手の見える上質な麻製品を提案しています。
近江上布は「麻」という植物の繊維を素材に織られています。麻の種類の中で、今一番有名なのは「リネン」なのかもしれません。リネンというのは、麻の種類の一種で、ほかにも麻には種類があります。「麻」という名称は日本独自のもので本来は大麻(おおあさ)を指していましたが、現在は植物から採れる繊維を総称して「麻」と呼んでいます。
国際的には、ヘンプ(大麻)、ラミー(苧麻)、リネン(亜麻)、ジュート(黄麻)、マニラ麻(アバカ)、サイザル麻(ヘネケン)など、それぞれの名称で呼ばれています。
主に衣料用に使われている「麻」の種類には大きく3つあります。
■大麻(おおあさ) …ヘンプ
■苧麻(ちょま) …ラミー
■亜麻(あま)…リネン
近江上布伝統産業会館で、職人が手織りしている伝統的工芸品の「近江上布」は室町時代より、大麻(おおあさ)、苧麻(ちょま)の2種類を使用します。
大麻(おおあさ)・ヘンプ
苧麻(ちょま)・ラミー
亜麻(あま)・リネン